後藤ラムネを飲みに向島へ(5/10)


後藤鉱泉所




涼しい店内


栓抜きなう

  以前、尾道市向島にある「後藤鉱泉所」のラムネを、カレイ山のしまとく市場で販売させていただいたことがありました。今も、昔ながらの製法でラムネを製造し、販売する希少な商店です。容器も、昔ながらのラムネ瓶(気泡&ビー玉付き)を回収して再利用していますから、直接同店か配達可能な近隣小売店でしか飲むことができません。しまなみ海道開通後は、全国・ローカル問わず、たくさんのテレビ放送局が取材で来店。店内の壁には、訪れた芸能人・アナウンサーのサイン色紙が所狭しと貼られています。
  なぜか、私は同店を訪ねる際は、懐かしのミルクセーキを好んで飲みます。こちらも瓶を再利用しているので、昔と何ら変わりなく、懐かしい少年時代を思い出すことができます。この日、一緒に訪ねた中年男性2人は、サイダーを迷わず∴んでいました。ほかにも、クリームソーダー・オレンジジュース・コーヒーがあるのですが、人それぞれに少年時代の好みに合わせて選べる楽しさがあります。最近は、そのサイダーに惚れて、関東からケースごと注文依頼をしてくる老舗飲食店が現れたとか。
  私は、同店に6〜7年前から通っていますが、近年は店の前の交通量が増えたことが気になります。近所にあった旧向島紡績の工場建物が取り壊され、ショッピングセンターが新設されたのです。広い駐車場ができたことで、尾道大橋(通行無料)を渡った自家用車の買い物客が増えたようです。同店のある兼吉(かねよし)地区は尾道大橋に近く、尾道水道を挟んだ対岸は千光寺山という立地です。兼吉の渡船場には、映画『あした』のロケセットがあり、これに旧向島紡績の赤レンガ工場と後藤鉱泉所を加えたロケーションは個人的に大好きな場所でした。
  同店の前の道路幅は、普通車がやっと離合する広さしかありませんが、しまなみ海道のサイクルロードを示すブルーラインが引かれていて、この日訪ねた際は、両親・子供3人の親子サイクリストの来店に遭遇。子供たちはラムネで喉を潤していました。この後、私は近所の亀森八幡神社内の除虫菊神社を参拝して、因島のフラワーセンターへ行くことになりますが、そこでもこの家族に遭遇。後藤鉱泉所は、しまなみサイクリストの喉の渇きを潤す、まさにサイクルオアシスですね。後藤ご夫妻の今後ますますの健康と同店の商売繁盛をお祈り申し上げます。   


広報担当 大成経凡