道後温泉本館にも大島石が!?(3/8)


道後温泉本館




神の湯浴場

  大島石を使った歴史的建造物の一つに、明治27(1894)年竣工した道後温泉本館があります。ただ、本館のどの部分に使用されているのかについて、詳しく言及した資料は少ないように思います。
  大島石の特長は、吸水率が低く、圧縮強度が強いということです。これを分かりやすくいうと、鉱物が均質なため水を透しにくく、風化に強くて硬いとのこと。さらに水を濡らすと、青みがかった美しい光沢を放つのが大島石で、タイル普及以前は風呂屋の築造石として需要が高かったようです。
  そこで、道後温泉本館事務所(松山市)に問い合わせたところ、神の湯の浴槽に使用されているとのことでした(湯釜は庵治石を使用)。早速、訪ねて確かめたところ、ハワイアンブルーの入浴剤をいれているかのような錯覚を覚えました。
  今後は、地域活性化の一環で、今治市・愛媛県で新設・改装される公的浴場には、大島石の浴槽設置をススメタイものです(^^ゞ          
※掲載画像は、小野榎之本家所蔵絵はがきより

広報担当 大成経凡