カレイ山で(9月21日)ラテン観月会




 『ラッセル・クーツが見た紀州・瀬戸の海』(どりむ社、2004年)という本には、瀬戸内海随一の絶景として、満月の夜のカレイ山から見る宮窪瀬戸の景色が挙げられています。
 当会では、その景色をより多くの人に観ていただくために、仲秋の名月の日付近の休日を利用して観月会を開催しています。
 昨年はあいにくの雨のため、せっかくの準備もふいになり、残念ながら中止となりました。今回も天気予報では降水確率50%という知らせでしたが、さいわいなことに雨は降らず、ラテン観月会を開催することができました。
 今年も「マジョール&兵頭満」をお招きしてコンサートを行い、月を背景にラテンの音楽がカレイ山の山頂に響き渡りました。月明かりに照らされ、コバルト色に光る潮流はアート。リズムに乗ったギター音はカレイ山から流れ、広がり、観客を感動へといざないます。輝く月、流れるギター音、コバルトに光る潮流は、最高の「お・も・て・な・し」です。
 150人以上集まった観客も、天気に感謝し、満足していたようです。また、恒例となった地元産の鯛等の刺身、サザエ飯、タコ飯、カレイ山カレーライス、エビ、猪の芋焚き、ビールなどの店舗も賑わっていました。
 しかし、この楽しいラテン観月会を行うにも悲しい出来事がありました。ラテン観月会の理解者でありますマジョール代表の益田様の奥様が観月会の前に亡くなられました。ご冥福をお祈り致します。
 このようなこととは知らず、吉本興業の「モストデンジャラス」もご参加してくださり、愉快なトークで会場を大いに盛り上げてくださいました。会場の笑いが、悲報を知る関係者のいくらかの慰めとなっていたのなら幸いです。
 今回も大勢の方のご参加ありがとうございました。来年も雨が降らなければ実施いたしますので、ぜひご期待ください。
 来年も天気に、な・あ・れ・・・・カレイ山の観月会



 NPO法人能島の里
 理事長 村上 安直