鵜島で清掃活動&ウォッチング(3/3)


三十三観音霊場/15番札所




長鼻休憩所


長鼻より望む有津瀬戸


石塀に囲まれた屋敷


豪壮な古民家

  当会の年間行事には、鵜島の清掃活動があります。会員の中には鵜島住民もおり、宮窪地域の活性化を考えるうえで、鵜島は大切な活動拠点になると考えております。年々人口は減り、耕作地も荒れ果てる一方ですが、今回の訪問では明るい展望も見えてきました。
  前回(2011年12月30日)は、同島の三十三観音霊場のルート沿いの草刈りをレポートさせて頂きました。行く手を遮るヨシとイバラが目につきましたが、今回は荒神峠付近の草刈りを実施。島民4名と当会員7名が汗を流しました。わずか2時間ほどの作業ですから、2つの霊場間(13〜14番)のルート確保にしかなりませんでしたが、続けていくことが大切ですね。
  今回気になったのは、観光スポットをルート案内する立札が各所に設置されていたことです。来島するサイクリストを視野に入れている気がしました。確かに、マウンテンバイクで走る分には、アップダウンもあって、島内一周は眺望も楽しめるいいコースと感じました。各所に海岸へ降りていく小路があり、そこは釣り客だけが利用するのは余りにもったいない名所です。何もなく、静寂であるのが、逆にいいのかも知れません。
 鵜島から眺める船折瀬戸の光景も、なかなかいいものです。ランチは、国魂神社跡の長鼻休憩所でパンの軽食をとりました。伯方島では、船折瀬戸のことをふなおりせと≠ニ案内板等に表記していますが、私はふなおれせと≠ェ正しいと発音と感じています。同瀬戸にある舟折岩灯標はふなおれいわ≠ナす。一緒に草刈りをした鵜島の古老たちは、ふなおれ≠ニ発音していました。ただ、日常会話ではその瀬戸を有津瀬戸(あろうづせと)と呼ぶ機会の方が多いとも。なるほど!
 この日は、初めて島内道路を一周しました。意外に大きい島だなぁと感じました。ミカン畑を各所で見ることができました。最後は、古民家に興味を持つお客様が一緒だったので、集落内で古民家ウォッチング。屋根の一部が抜け落ちて、倒壊を心配する廃屋がある一方、これは!?とうなる豪壮な古民家もありました。石塀に囲まれた屋敷もあり、「この石は?」と島民に尋ねると、鵜島で採れた花崗岩とのことでした。こうした見所について、簡易な解説マップがあるといいですね。同島の港務所(トイレあり)には、三十三観音霊場めぐりの簡易なルートマップが置かれています。こうしたささやかな取り組み(おもてなし)から、活性化の第一歩が始まると感じました。


広報担当 大成経凡