宮窪漁師市に行きました(9/5)〜潮流体験の由来〜


漁師市会場




開始1分前


開始です!


開始30秒後


タコの争奪戦


巨大ハモ600円

 毎月第1日曜は、宮窪漁港で新鮮な魚介類が安く買える“漁師市”(漁師市実行委員会)をやっています。この催しは、平成9年3月から始まり、毎月1回ペースで現在まで続いています。発案者は若手漁業後継者らでつくる「宮窪水産研究会」で、地元で獲れた魚を地元の人に食べてもらいたいという思いからのスタートでした。実は、宮窪港で水揚げされた魚介類の多くは、市外の市場(尾道など)へ出荷されているという流通事情があります。そのためこの漁師市は、漁業の町・宮窪の活性化を狙った取り組みでもありました。
 鮮度で勝負するため、売れなければ損をするリスクもありますが、評判を知った常連客によって毎回10分で陳列された商品の多くがなくなってしまいます。午前9時のドラの音が開始の合図ですが、常連客は前もって商品を物色し、欲しい品の前に陣取ります。早いもの勝ちですから、目利きと場所とりで勝負あり。若干、フライング気味のお客さんもいるようですが、それくらい、いい商品が並びます。争奪の光景は、観光としても楽しめそうです(^^ゞ
 今月は9月5日(毎月第1日曜)の開催となりましたが、シャコエビやヨリエビに季節感を感じました。今治の茶の間で“幻の魚”と呼ばれるアコウ(キジハタ)も、ここでは珍しくもなく、当たり前のように見かけることができます。海水をひたして魚を泳がせているブースもあり、さながら海族館の印象を受けます(^O^)/
 また、あらかじめ氷水でしめて出展するブースもあり、そうすることで、生臭さを抜き、鮮度を保ったままでの家庭調理が可能となります。必ずしも、生きたままの魚を買って帰ればいいというわけでもなさそうです。魚の美味しい食べ方は、獲った漁師さんが一番よく知っているのかも知れません。調理の仕方を教わっているお客さんが目につきましたね(^^ゞ
 ところで、今では人気の観光スポットとなっている潮流体験ですが、その誕生に漁師市が深くかかわっていることが、しだいに忘れ去られようとしています。漁師市に来て下さった観光客に、能島城跡周辺のクルージングを楽しんでもらおうと始めたのが最初で、宮窪水産研究会が漁船を手配し、ガイドは水軍ふるさと会のメンバーが行いました。その後、潮流体験は漁師市から独立し、住民グループが宮窪観光の目玉として活動を盛り上げます。現在は、宮窪漁協の観潮船が運営を行っています。
  漁師市だけで宮窪を訪れるもよし。しかし、それと抱き合わせで周辺の観光スポットにも足を運ばせて下さい(その場合は、クーラーボックス持参を)。カレイ山展望公園のしまとく市場&遠見茶屋のカレーライスにつきましても、どうかよろしくお願い申し上げます。
 


広報担当 大成